イクボス塾@東海 ボス編 第2回(開催報告)

今回は、イクボスマネジメントとボスジレンマ(部下育成)に関する内容です。

先ず、イクボスマネジメントは「ホスピタリティマネジメント」の視点から、株式会社マザーリーフ代表、榊原陽子氏が担当致しました。

簡単に『働き方改革』についておさらいし、新しい時代の管理職の在り方についての講演です。まだまだ『昭和(成長型社会)の働き方』の呪縛から抜け出ることができないなか、成熟型社会に対応した働き方への転換が組織にとってキイであること、そのため、関係の質の改善と心理的安定性の確保が必要であることを分かり易く説明して頂きました。

また、分かり易い職場判断ツールも紹介され、職場が今どのような状況なのか存在感と不安感の軸で分析。これは、職場だけでなく、学校や家庭にも利用できる汎用的なものです。また、今、自分自身がどのような状況にいるか(成長したい、認めて欲しい、分かって欲しい、助けて欲しいなど)もチェックしました。

その上で、今後職場にどのようにアプローチするかアプローチシートを記載し、今後の取り組みが『見える化』できるようにしました。

ボスジレンマのセッションはケーススタディです。

ファザーリング・ジャパンが昨年度行ったアンケートを基に、ボスジレンマの中でもジレンマ度が大きかった『部下のマネジメント』について考えました。

育成について一つのキイとなるのは『一皮剝けた経験』です。これは、従来の価値観を根底から覆す、アイデンティティを揺さぶられる経験でParadigm Sift、アイデンティティの再構築が起き、これを経験することで人は大きく成長すると言われます。

参加者ご自身の『一皮剝けた経験』を振り返って頂き、まだ、限られた時間の中で部下にどうやってこれを体験させるか考えました。

今回は、写真はありませんが、2回目という事でだんだん参加者同士も打ち解けてきた印象がありました。同じ目的に向かう管理職の、質の高いネットワーク作りに貢献できたらと思います。

<本件に関するお問合せ>

NPO法人ファザーリング・ジャパン東海支部

イクボス塾@東海 事務局 ikuboss@fjtokai.jp

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