イクボス塾@東海 ボス編2期 第1回開催報告

報告が遅くなりましたが、9月19日、名古屋駅前大名古屋ビルヂング14階の株式会社オカムラさまの共創空間・Open Innovation Biotope “Cue”にて、イクボス塾@東海 ボス編第2期がスタートしました。

NPO法人ファザーリング・ジャパン理事の横井寿史の開会のあいさつの後、今回は自己紹介、Ice Breaking、そして多様性の体感ワークと兼ねた、クロスロード・ゲームダイバーシティ偏を行いました。

クロスロードゲームは1995年の阪神・淡路大震災において災害対応をもとにカードゲームとして開発されました。災害の場面では、トレードオフ関係にある難しい問題に対して素早く意思決定しなければなりません。

ダイバーシティ偏はキャリアや育児、介護、障害者雇用、LGBT対応など、組織や職場でおこりがちなジレンマを問いにしています。ゲームにすることで、ジレンマを自分毎として考えると同時に、多様な価値観や考え方に対する相互理解を深めたり、お互いのちがいと共通を明らかにし、ちがいを楽しんだり、正解のない問題に対して考える力を養うことが可能となります。ゲームの参加者が、カードに書かれた事例を自らの問題として考え、YESかNOかで自分の考えを示すとともに、参加者同士が意見交換を行いながら、進めるゲームです。

休憩をはさんで、イクボスの基本的な知識に関する横井理事からの説明があり、その後はケース・スタディです。会社の方針で育児休業を取得した男性社員をめぐり、本人を始め、人事、その上司、職場のメンバー、家族の対応の中から、何か問題で、そういった問題に対して自分なら、自分が属している組織ならどう対応するか考え、意見を共有しました。

第1回のテーマは『Diversity(多様性)』です。Diversityというと、性別、国籍、年齢、障がいのあるなしなどいろいろ浮かびますが、一番身近なDiversityは私たちひとりひとりの考え方、価値観の違いだという事を体感し、また、それをどう埋めて行くか、そこに潜む課題にどう対応するか考えて頂きました。

来月第2回は、そういったDiversityに満ちた現在の職場に必要なマネジメント、イクボスマネジメントについて学びます。

また、最後にオカムラさまから、第2回終了後、オカムラさまのハイテックなオフィスを見学できるオフィスツアーのご提案がありました。

イクボス塾、オフィスツアー、ご関心がある方は、事務局までご連絡下さい。

<本件に関するお問合せ>

NPO法人ファザーリング・ジャパン東海支部 イクボス塾@東海 事務局 ikuboss@fjtokai.jp

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