23.7.10　あま市　パパママ講座　「パパ！スマイルアップ講座」
主催　あま市
依頼団体：子育て支援団体　ミルキーねっと

今日は、歴史ある甚目寺観音様のお近くでパパママ講座に招かれて行ってきました。
コラボしたのは、あま市の「ミルキーねっと」さん。
会場は、座敷の広間でなんとものんびり落ち着くスペースです。
子ども達も、ミルキーネットのベテランママさんの託児に安心して楽しそうに遊んでいました。

その間に、パパとママはグループワーク中心の講座です。
８組の参加者のうちの３組の家族はすでにお友達グループでの参加でした。
パパ達曰く「イクメン講座？ママに嵌められた！パパを吊し上げる講座だよ～って！」
お友達同士のパパはグループワークが始まると、テーマはそっちのけで
「イクメン」には否定的なご意見も・・・

隣の初顔合わせのパパグループでは、「家族の幸せにためにできること」をテーマに日頃の自分のこと、妻との関係、家族の幸せにするには子どもとの関わりなど、真剣に話してくれています。

イクメンに否定的なグループのお話を聞いてみると、実はそのパパ達、人並み以上に働き、帰宅後の家事も育児も、妻の要求に応えているパパ達でした。
では、パパ達の不満の原因は・・・？
「メディアに煽られてイクメンという言葉が先走りすぎて、どこまでやってもママは認めてくれない！
との嘆き節でした。
会社で頑張り、家でも頑張り認めてもらえないのは悲しいですよね。

ママグループには、最初のテーマは「パパのこなしている、日頃の家事と育児は？」
後半のテーマは「パパをどうしたらもっとイクメンにできるのか？」
ママたちのご意見は、やはりご不満が出ています。
「もっと子育てに、家事に積極的になってほしい！」
「家族をもっと、いろいろな場所へ連れていってほしい」などなど。
でも実は、ママたちには、パパ達は結構頑張っていることに気づいてもらいたかったのです。

グループワーク終了後の全体講和でお話しさせてもらったことは・・・
お互いに忘れていませんか？「ありがとう」の言葉を！
そして、「足るを知る」その心を持たないと、どこまで行っても不満、要求は募るばかり。
お互いの「存在」に感謝してみると、きっと家事育児の分担もうまくいき、労いの言葉が飛び交う家庭になれば、子どもがすくすく育つ、温かい家庭ができると思うのです。
最後の感想では、お互いに感謝の言葉を掛け合い、照れながらもニッコリ笑顔に。
パパ達も今夜は美味しいビールが飲めますね！

講座終了後に一番うれしかったこと・・・
それは、講座終了後に来ていた家族同士がアドレス交換をしてくれていたことです。
子育てを通じてパパ友・ママ友ができる。そうして、家族単位で繋がっていく事で、内にこもりがちな現代において、子育てはもっと楽しくなるのではないでしょうか。